みなさん、こんにちは。やく二十ねんまえ、かわさきしりつすえながしょうがっこう1ねんせい、はらだかんです。
やく五ねんまえ、ほっかいどうの、ましゅうこからうらましゅうへむかうとちゅう、“みかん”というあだなのうんてんしゅのいねむりによりおうてんして、ひとりでたびすることになって“しりうち”というところにいっていらい、「しりうちせいご」となのっています。
やく2ねんまえから、ファミリーマートのてんちょうしています。
(以下、通常に戻ります。)
新横浜から新幹線こだまで静岡へ。大志曰く「カボチャ」で2駅戻って清水へ。
大志は先日の等々力で、イエローカードならぬ「イエローパンツ」を体験。おもらし。敗戦後、ジョーっと、ね。今回は、会場では飲食させないことにした。よって、腹ごしらえは、清水駅近くのマクドナルド。
バスで、日本平へ。車内は、やはり清水サポーターの方が多い。見て判るグランパスサポーターは数人しかいなかった。この時点では私も“覆面”だったし。覆面を剥ぐと、こうなる。
私は最初、「エスパルスサポーターって、優しい!!」と思った。我々は車内で立っていた。で、大志に席を譲るという人が2人もいた。気持ちだけありがたくいただいて、お断りした。が、清水サポーターは知っていたのだ。このバスの“辛さ”を…。
私はもう、日本平には二度と行きたくない。交通の便が最悪なのだ。清水駅出発後、途中2度停まり、乗客を増やした。「熱い…」大志はグッタリしていた。やや渋滞気味で、30分位かかった。「横穴掘って、地下鉄通せ!」と言いたくなった。
グランパスの選手が練習していた。1階席ゴール裏、目前で見た。ちょうどスタメン発表。OGU、スタメンだー!(今日は何分間見られるかなー…失礼!?)あ、ピクシー、帰ってきたんだー!
2階席に行くと、赤かった。規模は真向かいの黄色に圧倒されてはいるが。通路を挟んで左側も黄色で占められているし(たまに、嫌がらせのような罵声を赤に飛ばす)。瑞穂のようには、いかない、か…。
試合は、はっきり言って、つまらなかった。等々力よりもワクワクしなかった。全体的に、清水ペース。
攻撃陣は、得点どころか、チャンスメイクの機会すら自らつぶしていたような気がする。中盤での「パス回しごっこ」、やめて欲しい。練習じゃなく、試合なんだから。攻め上げる過程と化していない。
数少ないチャンスも、シュートのタイミングを外してパー。「慎重」って表現すると聞こえがいいけど、「瞬時に判断する能力の欠如」だよね。ゼロコンマ1秒の「ゴールの隙間」嗅ぎ分けて欲しい(無理!?)。
それ以上にムカつくのが、味方ではなく「はいどうぞ的敵への“ビューチフル”なパス」。ただ蹴り揚げるプレーを続けていると、これが見事によく決まる(思いっきり皮肉)。清水、喜ぶ。
後半、「平野・岡山、下げたの何故!? これで点取れるの?」と私の右隣の人は言っていた。確かに、2人がいなくなってから、得点に結びつくチャンスは減ったように感じた。後半終了間際、グランパスは再三再四のピンチ。退屈な中盤から、繰り返し攻め入られて、CK攻め。清水の決定力不足に救われた。伊藤はここでも守り切った。
OGUがあれでよく90分間、出られたと思う。ベンゲルさんだったら、後半開始10〜20分で交代させられていたに違いない。ピクシー投入はいいとして、平野・岡山を下げたのは意外だった。ケイロス監督は、何をしようとしているのだろうか…?
私は、敗戦や点が取れなかった(取られてしまった)理由を、「人選ミス」だとするのは嫌いだ。選手は文字通り、選ばれた上でフィールドに立っている。出場した以上、100%の力を発揮したであろう選手は、言い訳することは許されないはず。そういう意味で、私は
「チームとして戦っているのだから、
誰が入っても同じようにプレーできることが大事」
と言った望月に同感だ。
「もしも」は、存在しない。だから、代わりの誰かであったとしても、結果は同じだ、と。この先、私がサッカーの観る目を養い、高飛車に、○○選手のここが悪い、と言うことがあったとしても、○○選手はもうダメ、他の誰か…と言う資格、少なくとも私にはない気がする。判断するのは、選手であり、監督であるべきだ。それを、応援したくなる試合をして欲しい。
…でも、OGU・望月・ピクシー・森山で1点も取れないなんて…という気はする。エスパルスがしっかり守っていた。OGU、マークされてたし…弁護する気はないんだけど…。
PK、嫌だった。新幹線の時間も気になっていたが、「PKの勝ち点減らせ派」だし。「120分間、あまり面白くなかった…。PKじゃ、勝っても負けても、嬉しくないなー」って…。
と・こ・ろ・が…。
延長後半終了間際のエスパルスの監督退場で、主審はアウエー側、つまり“こっち側”で、PK戦を行うことを決めた。「やったー!! 真上でPK戦、見られるぅー!!」
グランパスの2人目、トーレスが失敗。黄色は盛り上がる。こっち側でも、すぐ左の黄色サポーター、見せつけるかのように騒ぐ。くやしぃ〜!!
しかーし!エスパルスはこの後、誰一人、黄色を沸かせることはなかった。赤は、勝利確定までの5人(エスパルス3人+グランパス2人)、目一杯歓声を響かせた。
今でも、あの時の「伊藤!伊藤!伊藤!」コール、耳から離れない。伊藤選手のサインも入っている旗、思いっきり振った。PKでも、「勝ち」ってこんなにも嬉しいんだなぁーって。少数派だったけど、赤は最高に盛り上がった。左の黄色から「場所わきまえろ」って声…おいおい、それって悲し過ぎるゾ。
それにしても、清水エスパルス…「決めて当たり前」のPK、3本も外しちゃイカんよ。これがグランパスだったら、私は許さない(だからどーする、って聞かれても困るけど)。
OGUがよりOGUでいられる国立へ行けることになったのは、PK守護神・伊藤のおかげ。…きっとOGUも、そう思っているに違いない…(私の決め付け)。二人「三重県コンビ」で代表入りしたら…なんて、夢拡がる。
「PK戦+交通事情の悪さ」により、我々は新幹線に乗れなくなり、川崎に帰れなくなってしまった。清水駅から店に電話して、井上くんが車で迎えに来てくれる、という話もあったが…時刻表調べたり、あちこちホテルに電話したり(満室)…結局、沼津まで東へ移動することにした。あては、ない。
清水23時3分発・沼津行の電車に乗る。私だけなら野宿でもいいが、大志がいた。全ては沼津、どこでもいいから一泊する場所、見付かりますように…。(無事、見付かった!!)
車内、ボックスシートの正面に座った人は、明らかにエスパルスサポーターだった。
私は、勝ったので、誇りを持って覆面することなく、電車に乗った(ハンカチのはちまきを除く)。グランパスのマフラーを目立つように巻いていた(防寒のためでもあった)。
そして、事件は起きた(大袈裟かな?)。私は、大志に申し訳ないと感じていた。これ以上、巻き込んではいけないのではないか?と…。
「大志…、来週、国立行くか?」
…言ってから気付いた。国立に行けなくなってしまった、エスパルスサポーターの存在…。目線を合わせられなかったが、ヤバい!と…。
大志は、うなづいた。…よし、国立、行くゾ!と、心の中でつぶやいた。
問題は、終点・沼津に着く間際…。
「20日、国立、行くんですか?」
(彼は仲間に「やめなさいよー」と止められていた。)
「は、はい…」
「…頑張って下さい」
…ビビった。頭の中は、それどころではなかったが。
もし、グランパスが負けて、エスパルスサポーターの「来週国立行く?」「うん、行く!」などという会話を聞かされた日にゃあ…やっぱり、ムッとするよなぁ…。「負け」っていうのは、悔しいよ。配慮、欠けてたなぁ…反省。
国立で点、取れなかったら、許さへんゾー!!
グランパスが主導権を握って、まず、中盤で得点に結びつくような「基盤」を築き上げること。これだけでも、我々はワクワク・ドキドキして、盛り上がることができる。ヴェルディ戦は結局負けてしまったけど、大いに期待はさせてくれた。
Jリーグ準優勝は、タナボタだった。このPK勝ちも、ある意味「運」かもしれない。でも、来週のサントリーカップ・チャンピオンファイナル決勝戦は、タナボタ・運に頼ることなく、きっちりと鹿島を叩きのめしていただきたい!! 立ち直れない位に!! OGUも含め、攻撃陣の奮起、楽しみにしてるゾ!!
今回のPK勝ちは、名古屋グランパスエイトではなく、伊藤裕二選手個人に、勝ち点2を差し上げたい気持ち。
市原戦:PK勝利「伊藤」
C大阪戦:決勝点「OGU」
今回清水戦:PK勝利「伊藤」
…ってことは、次は…
国立爆発!!「OGU」
え?その前に天皇杯がある?…うーん…。
まっ、OGU、スタメン落ち、しませんよーに。
国立で、待ってるゾ!!