#112 気功から見た管楽器奏法第2章
VF兄弟・おぐ=小倉隆史派
原田
2004.12.10(Fri)06:14:13
さて親指と小指には奏法上大変重要な役割が有ることを理解して
いただけましたか? 次にはまだ楽器を持ちません 立っていても
座っていても結構ですが両腕をわき腹につけよーいドンの姿勢を
とります このときメトロノームをテンポ220に合わせて音を
出しておきます 両手は拳骨状態から両手の親指だけを立てます
そして楽器を吹くときと同じにテンポに合わせて220を8分音符で
タンギングします このときの舌の動くスムーズさをしっかりと
記憶します つぎには親指を残りの4本で内側に包みます そして
小指だけを伸ばします そして同じように8分音符でタンギング
さて 親指の時と小指の時と舌の動き スムーズさはどちらが
なめらかに動くでしょうか 繰り返し試してください
その結果明らかに小指を伸ばした時が親指を伸ばした時よりも
速くなめらかに動く事に気づかれることでしょう
これほど違いがあります 私もシングルのタンギングは
なかなか速く出来ず苦労しているうちの一人ですが このこと
は何を意味しているのか 吹く上で大きなヒントになりました
次回をお楽しみに
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