OGU面冠者 -Expert
1999.8.31 名古屋グランパスエイト 小倉隆史選手 応援HOMEPAGE 冠者115

真実の氷山
小倉隆史をグランパスの1戦力としてとらえ、彼が球団にどれだけ貢献できる(できた)かを「主観」および「結果(データ)」に基づいて分析する、球団至上主義(?)の方、グランパスに小倉隆史以外の贔屓選手がいらっしゃる方.....は、小倉隆史に関して否定的な見解を持つことがあったとしても、むしろそれは当然のことだと思います。

小倉隆史は「競争する場がない」と言う。
一方、「そんなことはない、小倉隆史は競争に負けている(だからスタメンになれない)」と言う人がいる。

どちらが正しいのでしょうか。近い将来、その答え“らしきもの”は見えてくるかもしれませんが、少なくとも今現在の時点では、正しい・間違いではなく、そこには「どちらを信じるか?」しか、ないのではないでしょうか。

小倉隆史は「もっとやれる」と思っている。そうは思っていない(既に選手としてのピークは過ぎて下り坂だと思っている)人もいる...彼に秘められた可能性を信じるか否かだけの差でしかなく、それは、極々自然なことだと思うのです。

ある人が何かを「思う」「信じる」ことに関しては、何人(なんぴと)たりとも否定することは、できません。他者の言い分への反論の常套手段として、“事実誤認なのでは?”という欠陥指摘方法がありますが、これも、“自認”=確信している当の本人にとっては“誤認”ではなく“事実”以外の何物でもない場合が多々あります。

ケガに関して...身体を動かした時点で、誰もが、いつでも、ケガをする可能性が付きまといます。
サッカーのようなハードなスポーツの場合、大小含めて「して当然」とも言えましょう。

「ケガしやすい選手」というレッテルは、貼りたい人が貼ったレッテルでしかありません。「ケガをするのは選手が悪い!」「もし〜だったらケガせずに済んでいた」、などというのも誰かの評価=決め付けに過ぎません。
今の小倉隆史にとって、他者による評価がどれだけ無意味なものか...唯一、(その時々における)監督の評価を除いては。
しかしながら彼自身、監督の評価=決断すらも“絶対ではない”と確信している...これほどまでの自信は、どこからやって来るものなのでしょうか?
大好きなサッカーが“できない”ということが、長い間彼自身をどれだけ苦しめたか...それが今となっては、彼にとってどれだけ力になっているか...。

嗚呼、もしかしたらこれ↑も、私の思い込みなのかもしれませんね。それなりに?確からしい情報に基づくとはいえ、私の脳味噌から捻り出される主観・分析たるやこの程度が限界です。
真実はまず、今、小倉隆史が握っているし、これから先も小倉隆史が真実を、そして歴史をつくっていきます。今彼の口から語られる言葉は、彼の中にある“真実の氷山”の一角に過ぎません(決め付け)。深層部分は永遠に未公開かもしれませんし、いつの日かほんの少しだけ、垣間見ることができるかもしれない...。
「事実」が目で見ることができる(もしくは目で見て判断できる)ものだとすれば、「真実」は人の心の奥底にあってなかなか見ることのできないもの...という、私流の勝手な解釈=主観=思い込み。

私はあーでもないこーでもないと“憶測のアンテナ”を張り巡らすことで、真の小倉隆史に少しでも近付き、その後に待っている栄光の日々=「未来予想図」を描き綴りながら、小倉隆史から間接的に“人生の元気”をもらっているのかもしれません。

確実に、小倉隆史を信じている人は、います。
彼はそういった我々のため、そして何よりも自分自身のために、サッカーをし続けていますし、これからもきっとそうでしょう。
大活躍するようになったら、より多くの小倉ファンが集うことになるかもしれません。小倉隆史が縁で、仲間の輪が拡大がっていくのです。

OGU面冠者は、小倉隆史とその仲間達の未来予想図を応援します。
ひとりごと...
小倉隆史が、あちこちのメディアで熱い思いを語っている。

小倉本人、誰かの代替・緊急要員もしくは副次的補欠要員の戦力として扱われることが本意ではなさそうである。
2nd Stage開幕戦、小倉は平塚に来るも、出番はなかった。
再び関東まで新幹線に乗って「球蹴り練習」しに来るようなら、何等かの意思表明があっても全く不思議ではない。。。

監督の評価を得るべく、小倉はグランパスでトレーニングをし続けている。以前一度口にした「移籍」に関しては“封印”された形になっていると言えよう。
2nd Stage開幕直前の練習試合、2TOP下の攻撃的MFでのスタメン=「ピクシーの代役」然り、一時的・暫定的なものであり、その役割を果たすことそのものが目的なのではなく、その後のもっともっと大きな目標達成のための一過程...ステップアップの“踏み台”でしかない。

小倉が、いざという時のための「ブ厚い選手層」持続の一役を担う、球団にとっては“好都合”な、出番があったりなかったりの存在でしかないとしたなら..... このままグランパスに籍を置き続けることが、本当に、彼がサッカー選手として大成することにつながり得るのであろうか.....


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