OGU面冠者
2002.09.23 Lefty Monster 小倉隆史 Breakthrough Sniper 吉原宏太 ..... 選手応援系 冠者157

審判の絶対性2002

 
 ...過去の冠者における、「審判」に関するテキストを切り貼り再編集するだけー...って、気楽に考えていたんですけど...これが意外と大変な作業!?だったりするんです...。という訳で、暫定版“仮”アップロードです。

 いわゆる“誤審”に関して...我々はもっともっと、怒ってもいいんです!!...数年前まで「無かったコト」が、今は「ある」んですから!...まず第1に、「J2降格」。第2に、「toto」。...審判の笛吹きひとつ・旗振りひとつが、より多くの人間の“利害”を左右するようになったんですよ!?...そこらへん、サッカーで飯食ってる連中はホントに自覚しているんでしょうか?...我々も、「誤審もサッカーのうち」なんて他人事みたいなコト、言ってちゃイカんのです!!
 コンサを去ることになったイバンチェ“唯一”の「勝ち点3」だって...宮本恒靖に掲げられた2枚のイエロー→退場があったからこそ...なんていうふうには考えたくは無いんですけどね...。1枚目のイエローは、どう見ても「誤審」ですよ?彼は、退場なんかする必要、無かったんです!《2002.09.18 03:00/2002.09.23 12:50》
1995.09.20... 「人間 vs 神!?」...知内星護
 それにしても、審判というのは“絶対”なのでしょうか。抗議は一切受け付けないのでしょうか。試合のレベル向上のためには、選手の質だけではなく、それに伴って審判の質も高めていかなくてはならないはずです。
 審判も人間なのですから、ミスを犯します。その審判が絶対的権限を振りかざして、「間違い」を「正しい」に転化させ、勝ち負けのすり替えすらも「赤子の手ひねり」同然…そしてそれはどう足掻いても覆らない…。
 選手はイエローだのレッドだの、審判によって即刻処分される。常に正しいという位置付けにある審判に対しては、どこからも何のオトガメもない。審判は人間ではない。フィールド上では、絶対的“神”の存在なのだ。
 そして選手は当然“人間”だから、上手下手・喜怒哀楽・間違いがある。神たる審判員はそういった愚かな人間ども(=選手)を一生懸命なだめ説き伏せてくれる、ありがた〜い存在。そんな神に対して怒りを露にして抗議するのはもっての他。…こんな茶番の繰り返しを我々は決して見逃さない。いつまでも忘れない。そしておそらく、誰もいなくなる(観なくなる)…。
 相撲のように、我々に判りやすく、納得のいくような説明が欲しい。「行司軍配は…差し違えで…」に倣って、「主審の判定は○○選手にレッドカードでしたが、協議の結果、出し違えでイエローカード…」なんちゃって。ま、少なくとも監督にだけでも“物言い”の権限を与えてあげてもいいんじゃない?…。《1995.09.20/虞麗偉徒68号
1997.03.19... ナビ予選in瑞穂陸 名古屋 1−1 柏 「人間 vs 神!?」...報知新聞/知内星護
 試合終了直前、まさかの同点ゴールを決められて、大ブーイング。
 サポーターの怒りは岡田主審へ。前半2度グランパスの選手が相手ゴール前で倒されたが、ノーホイッスル。
 後半18分、グランパス大岩がレッドカードで退場処分。
 「今日は勝てる試合だったが、私にはフィールドに審判の姿は見えなかった」ケイロス監督、皮肉のコメント。
 柏戦で同点ゴールを決められた際、ベンチから水袋をフィールドに投げ入れたストイコビッチが規律委員会にかけられたが、「故意ではない」ということで、お咎めなし。
 レッド食らった大岩は、1試合出場停止処分。岡田主審は、裁かれないのか?審判は、絶対なのか!?《1997.04.14/冠者44
1997.05.10... 「ピクシー“バカ”発言」...中日新聞/Not My Voice
 今朝の中日新聞によると、Jリーグ規律委員会(これが正式名称らしい)はストイコビッチに対し、10日の浦和戦と17日のガンバ大阪戦の2試合の出場停止処分を決めたそうです。
 問題は7日の柏戦後、判定への不満から主審に対し、日本語で「バカ」とののしるなど、しつこく食い下がり、「審判への侮辱」にあたると判断されたとのこと。
 う〜んなにをか言わんや。主審がJリーグ規律委員会とやらに告げ口したようでやだな。ピクシーが「バカ」と慣れない日本語で発言してどれほどの侮辱感があるのだろう。
 それにピクシーが「バカ」と言わざるを得なかった状況ははたしてチェックしたのだろうか。かなりのファールまがいのプレーを見逃してるぞ。あれならやり得だわな。
 これでエムボマVSピクシーの華麗な対戦も封じられた訳だ。《1997.05.11/冠者49
1997.05.09... 「審判の絶対性1997〜“物言い”制度」...知内星護
 (審判に関する諸)問題は、審判の絶対性を崩すことで、ある程度解決されるのでは?というのが私の前からの持論です。
 選手が審判に対して怒らないのは、黄色や赤のカードが恐いからです。これらのカードは、個人にとってもチームにとってもマイナスでしかありませんから。
 審判自身、好き好んでカードを出す訳ではない(と思えないゲームもあったが)。審判の判定を、誰も覆すことができない…。審判はフィールド上で絶対的存在なんです。試合終了後、異議を申し立てても、「以後気を付ける」程度でおしまいです。
 審判は、神様ではありません。人間なんです。人間だから、当然間違えることもあります。でも、間違えてはいけないから、間違いに気付いたとしても、一度下した判定は絶対に変えないでしょう。いちゃもん付けられたらカードをちらつかせて黙らせればいい。カードは、水戸黄門の印篭なんです。
 勿論、審判の持つイエローカード・レッドカードは、ゲームの円滑な進行に役立っています。が…“逆効果”“副作用”も結構ある…。
 選手は試合中で、精神状態が高ぶっています。普通でないんです。普段は判っていても、感情をコントロールしきれない時ってあるはずです。それはある意味でプロではないかもしれない。でも、判って欲しいから、無駄だと知りつつも訴えてしまう。試合中に訴えずに、いつ訴えろっていうんですか!!
 そこで提案です。監督にだけでも「物言い」の権限を与えて欲しい!!
 試合中、監督が選手の気持ちを“代弁”し、審判に異議を唱える。
  ↑これによって選手と監督が「ひとつ」になれたりするのでは?信頼関係というか。
 そして審議(←これが重要!!)し、その結果を即、会場でアナウンスする。「ただいまの協議についてご説明申し上げます」ってやつです。
 国技の良いトコ、いただいちゃいましょう!!選手も、監督も、サポーターも(ある程度は)納得するでしょう。
 時間稼ぎ目的に利用される可能性があるのが最大の欠点…。しかし、事後的にあーだのこーだの言うよりはスッキリすると思います。試合中、審判の判定に腹を立ててイエローもらう頻度は確実に減るでしょう。
 「誤審は多々あること。仕方のないこと」…だったら、それを少しでも減らしましょう!!《1997.05.11/冠者49
1997.05.09... 「回数制限付き“物言い”制度」...kj
 管理人しりうちさんへ…審判プロ化賛成派:kjです。
 「物言い」制度、大賛成です。
 回数を制限すれば(例えば前後半各チーム1回だとか)試合進行の妨げにもならないでしょうし、選手とサポーターの不満も減ると思います。いい考えですね。
 今季、あのへんな外人審判もいないようなので、少しはましですが・・・。《1997.05.11/冠者49
1997.05.09... 「ストイコビッチは犯罪者じゃない!」...Not My Voice
 管理人しりうちさんへ…無頼派:Not My Voiceです。
 しりうちさん、まさにおっしゃるとおり!!誰が何と言おうと絶対に支持します。何なら署名します!!
 ストイコビッチが犯罪人のように言われ続けるのは我慢ならんです。《1997.05.11/冠者49
1997.05.09... 「選手の心を掴む“退場”」...Not My Voice
 ケイロス監督は突然コーチ、通訳の必死の制止を振り切り、脱兎のごとくフィールドに飛び出し、怒るピクシーを押しのけ、烈火の如きアクションで審判に詰め寄る。『ピクシーが何したっちゅぅんじゃい!』(ポルトガル語)。
 当然監督は即退場。ピクシーその姿を見て、熱い思いに打たれる。『監督!』それが名古屋グランパス逆襲劇のショータイムのスタートである。
 かつてベンゲルも退場して選手の心を掴んだ歴史あり。《1997.05.11/冠者49
1997.05.10... 「ピクシー潰し」...Not My Voice
 ピクシーに関して言えば、各チーム彼を怒らせるという作戦は常套手段となってるようです。ピクシー潰しの選手は執拗にかつ巧妙にピクシーを刺激します。審判に見えないように。審判が悪質なファールをとらず、堪らずそれに物言いしたピクシーにこういった報復行為ともとれるカードを出し、さらに追い討ちをかけるように試合への出場を阻害する。まさに職権乱用、スポーツらしからぬいぢめに等しい陰険さです。働く権利を奪うなんて人権侵害も甚だしい。
 審判のみならず、Jリーグそのものの問題かと思います。自らがファンの喜びを封じている。なんでお客さんが減るんだろうかをよく考えて欲しいものです。ピクシーも若くない。そうそういつまでも彼のプレーも見られるものではない。神技とも言えるプレーを今日の浦和戦で目撃できたかも知れない。Jリーグから引き潮の如く注目が薄れて行くのは、案外こんなことからなのかも知れません。
 はるかユーゴスラビアから家族ともども日本に来て、幾度となくこのような処置を受け、彼と彼の愛するスメジャナ夫人それにかわいい愛息がどんなに辛い思いでいるのか。ちょっと想像するだけでも悲惨すぎます。《1997.05.11/冠者49
1997.05.11... 「ガンバ、エムボマもえじきに」...Not My Voice
 グランパスが勝利した。今朝はほんとに嬉しい。手放しで喜びたいのだが、Not My Voiceはちと憂うつだ。それは、昨日の試合G大阪vs鹿島戦でエムボマが2枚のイエローを食らい退場処分になったこと。即ちこれにより、次節名古屋戦での出場がなくなったということだ。
 G8ファンのNot My Voiceとしては、喜ぶべきことなのかもしれない。しかし、今Jリーグで最もエキサイティングで注目を集める男エムボマを観たかったのだ。本来ならピクシーとエムボマの激突で、例え首位と最下位との対戦であろうと注目を浴びる一戦となるはずだった。
 恐らく万博でもたくさんのファンが詰め掛けることになるに違いない。しかしその興味ある戦いも両エースが出場停止とあっては、一気に冷水を浴びせられたようなものだ。彼らを見たいというファンの気持ちを思い切り削ぐ権利が誰にあるんだろうか。この両エースが出ないんなら見に行かないというファンを引き止めることができますか?
 昨日、スーパーサッカーでエムボマに対する、激しい鹿島ディフェンスのチャージを見た。エムボマは報復としてドロップキックを見舞ってイエロー。さらに激しくチャージするディフェンダーにとうとうエムボマは切れて、ボールを外へ蹴飛ばし2枚目のイエロー、それでジ・エンド。
 日本では古来から、喧嘩両成敗という文化を持っている。喧嘩をしたら一方が悪いのではなくその原因を作ったほうも悪い、という考えだ。サッカーでは、審判の見えないところでの悪質なファール、それに例え見ていたにしろ、ファールを取らないケース、イエローを出すべきである悪質なチャージにイエローを出さないケース、これらのケースでやられた方は審判に訴える。審判は聞いてくれない。イライラが募る。身体も痛い。そして暴言もしくは非紳士的行為。ここで退場となる。原因を作ったほうはなんのお咎めもない。処分が一方的すぎるから日本人であるNot My Voiceの感性に合わないのだろう。これは不公平というものだ。
 子どもたちにも悪い影響を与えるような気がするのだ。学校でいぢめにあってる生徒が先生に訴えて見てもしょうがない、という風にならないか。訴えたほうがお咎めを受けるんだから。
 Jリーグにお願いしたい。エースの潰し合いをやって、目先の勝利を貪る現状に一喝を与えて欲しいのだ。カメルーン代表やユーゴ代表の素晴らしいプレーをこのような馬鹿げた作戦でファンが見れなくなるのはとても残念だし、彼らも日本のリーグに嫌気がさしてしまうのを恐れる。
 出場停止処分は試合を見に行こうとするファンの足を止める蛮行である。エムボマやピクシーが切れる原因を追求せよ。怒る方が悪いということだけでは絶対に解決しない。《1997.05.11/冠者49
1997.05.11... 「審判を教育していくことはできない」...エムボマ(デイリースポーツ/1997.05.12)
 レッドは勿論、イエロー2枚もらうのも生まれて初めて。
 審判を教育していくことはできない。
 今後は自分をコントロールしなければ。《1997.05.11/冠者49
1997.05.18... 「“サッカーくじ”と“審判の危機感”」...セルジオ越後(日刊スポーツ/1997.05.18)
 Jリーグのある外国人監督...「日本人選手のレベルは今後上がる可能性があるが、審判は難しい」...
 (審判が)ゲームの盛り上がりに水を差し、リーグの発展を阻んでいる。選手や、競技場など設備面のレベルは上昇しているが、一番活性化されていないのがこの審判問題。
 選手には出場停止などの処分があるが、審判の処分に関しては殆どないのが実状。
 外国人選手などのマナーが悪いのも大きな要因だが、そうでない部分もあるのでは?そのあたりを真剣に考えないと、悪いイメージを与えることになる。
 サッカーくじが現実になり、金がかかったときに自信を持って判定することができるのか?
 審判が危機感を持って笛を吹いていかなければ、より厳しい状況に対処できない。《1997.05.18/冠者50
1997.05.18... 「選手の抗議で判定が覆った!?事例」...東京中日/日刊/デイリー/知内星護
[#2280] 予言者!?しりうちせいご氏
>もし一度下った判定が覆ったなら、悲喜の立場も入れ替わる…。
>「喜」から「悲」、そして「怒」に発展しかねません。
トーチュウより↓
 磐田、福西がロスタイムのゴール!土壇場で2−2の同点に追い付く。
 ペトロピッチ主審も一度はセンターサークルを指してゴールの判定。が、しかし…
 柏の選手が牧野副審に「ハンドだ!」と詰め寄った結果、判定覆って何と“ノーゴール”。
 「ハンドを確認した」牧野副審が何のアクションも起こさず、ペトロピッチ主審も確認を怠った判定。
 本来は認められるはずのない審判に対する選手の抗議。それによって180度変わったこの日の判定。
日刊スポーツによると、主審に抗議したのはGK土肥。
 イエローカードを掲げてペトロピッチ主審が彼に駆け寄ったが、副審の「ハンドだった」の一言でカードを引っ込めたという…。
 磐田サポーターは試合終了後誰ひとりスタンドを去ろうとせず、関係者に事情説明を求め続けた。
デイリー
 GK土肥「ラインズマンに“ハンドと言って下さい”とアピールした。大事な一勝になった」
覆るのが「有り」なら、選手・監督・サポーターに納得のいく説明を!と思うしりPでした。《1997.05.18/冠者50


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