1995.6.15
名古屋グランパスエイト 小倉隆史選手 応援HOMEPAGE
虞麗偉徒
第65号

ミニコミ誌『虞麗偉徒』第65号より一部抜粋
文責:知内NAGOYAおぐらンパスぐれいと勢護

五輪一次予選初戦・勝利の代償
小倉隆史・靭帯損傷

 さて、今回の話題は…まず、私は悲しい。何が悲しいって…オリンピックですよ、五輪!取り敢えず、アウエーで2勝!これは喜ばしい。厳しいんじゃないか?って言われていたから。でも…初戦で、ケガしちゃったじゃないですか、小倉選手…。

 5月26日、対タイは5−0で完勝!2点目を小倉がヘディングで決めた!たまたま金曜日で私はお休み、家でテレビ中継を見ていた。遂に、完全復活!やったねーおめでとう!

 嬉しそうだったもん。小倉はやっぱり、ゴールを決めた時の笑顔が最高だよね。本当に嬉しい!って顔になるから。…その後も日本は追加点を入れて、勝利はほぼ確定した。

 悪夢は後半始まって間もなく。背後から来た敵と接触して、小倉は転倒…。一度下がって、少ししてから再び登場するが、やはり痛かったようで、自らフィールドを出た。

 右足靭帯損傷で全治3週間+リハビリ3週間…。五輪一次予選はおろか、Jリーグ1stステージも暫く出場できない…。

 つまり、暫く彼の“勇姿”を見られない訳で…非常にさびしい。やっと本調子になったのにぃ…。

 この試合、公平な目で見て、タイは汚い!フェアーじゃない!と思った。激しい戦いになれば選手同士の接触・転倒は付きもの…かもしれないが、タイ選手の、日本選手に対する執拗なチャージ、明らかに度を越えていた。仕方のないプレー、避けられなかったプレー、ではなく、あれは故意に、わざとやったんじゃないか?と…。

 ボールを奪うため、ではなく、目的は敵の選手をつぶすこと…。理想論としては、あくまでも純粋に、実力対実力で試合は行われるべき。現実は…その理想に限りなく近くなければならない。

 タイは(おそらく己の危機を感じて)、実力ではなく、“暴力”を行使。実力対暴力…結果は日本の実力の勝利。しかしタイの暴力が日本に与えたダメージは大きかった…。


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